2021/02/04

八日目の蝉を読み、老けたことを実感する。

それは、とても緩やかに確実に自分の中にしみこんでいたことをしっかりと実感した。

昔、よく遊んでいた友人のカラオケでの十八番の一節を思い出す。
「君だけはオリジナルラブをつらぬいて」

 

子どもを育てるということについて、長く考え込んでいる。
それは、自分の養育環境のいいところ悪いところを整理するということでもあり、
自分の過去を認めるということでもあるんだと最近になって感じる。

自分はどう生きたいのか、自分にとって何が幸せで、どのような居心地の良さを求めているのか、そのうえで、自分自身が幸せを感じていないと、子も幸せを感じれないのではなかろうか。

 

日々、体は生まれ変わり続けている。死に続け生き続けている。
心や考えも時間とともに変わり続ける。
多くの人や社会は変化を嫌い、一貫性を求める。
しかし、人間というものは、3秒後にはすっかり変わってしまっているものだとふと思った。

その変化に自分自身の社会性が追い付いていないだけなんだとも思った。

不思議なものだなぁ。